前に通っていたピアノ教室では、コロナのために発表会が中止されることはなくて、対策をしながらなんとか開催されていました。でもこちらでは、そもそも発表会に出たい人が少ないこともあって、この2年やっていないそうです。それで有志の先生方が、人前で弾く経験はとても大事なので、と、手作りのミニ発表会を開催してくださいました。
先生にはしょっちゅう言われるんですけど、今私が通ってる教室では、大人の生徒はとにかく初心者しかいない！らしいんです。それで私、こんな程度の腕前で、トリですわ…。
そんな状況なので、選曲は先生と相談してクラシックはやめといて、イージーリスニング系（？リチャードクレイダーマンみたいなの）の曲にしました。クラシック以外を弾くのは実は初めて (*^_^*) 。
基本、右手がずっとメロディーで、左手はずっと伴奏、という形なので、音数は多い曲だけど短期間でそこそこには仕上がるかなーと思ってたんですけどね、甘かったです。
右手の小指が大変な曲でした。前半は右手のメロディーが和音で進行するので、1番高音側が旋律として滑らかに聞こえるように弾きたいのだけど、掴みにくい和音だとどうしても手のひらに力が入ってしまいます。上手く脱力して小指の音をきれいに響かせるのって難しいですね。そして中盤は右手の123の指も伴奏にまわるので、伴奏がやたら賑やかな中、右手の薬指と小指だけでフォルテでメロディー。こんなに小指を使う曲は今まで弾いたことなかったです。苦労しました。
その結果……、手のひらの盛り上がってるところが厚くなったんです！(◎_◎;) 小指側が。筋肉がついたってこと？？左手と比べると明らかに違うのです。これはピアノを弾く人あるあるなのでしょうか。
ミニ発表会が終わって、これから他の曲を弾くようになったら、この手は元に戻ってしまうんだろうな…。残念…。
