こんなセカンドライフ

オット55歳での転職を機に、30年続けた共働きに終止符を打ちました。 生涯現役を目指す仕事大好きオット と アーリーリタイアメント気分の妻(私) の新天地での生活記録。 ブログ「理系オット50才、ピアノを始めた」(https://blog.goo.ne.jp/kiwiatgoo)の続編です。

5センチだけ弾く

 

……久しぶりに投稿します。

ご無沙汰してしまったのは、大きな理由があるわけではありません。

忙しさは関係ないみたいですね。フルタイムで仕事があって忙しかった時は生活全体に勢いがあって、その勢いでスキマ時間を使ってブログも書いてました。今は生活がゆるすぎ平和すぎます。

それと、実は今のパートの仕事が案外自分に合っていて、吐き出したい不満や愚痴もあまりないし、楽しみをSNSに求める必要も無くなったといったところでしょうか。

あとはまあ歳のせい?自分なりに許容できるところまでまとめ上げる能力と気力が衰えてきたかんじかなぁ。

オットピアノという、軸となるネタがなくなったっていうのもあります。

オットはもうピアノを全然弾かなくなってしまいました。電子ピアノの椅子の上にはオットの仕事の資料が積み上がり、周辺にも散乱してます。

先日、弾いたら〜?弾いたら〜?と誘ってみましたら、ドビュッシーの月の光の楽譜を持って、

じゃあ、5センチだけ

(↑1小節のこと)

と言ってシゲルくんに座ってました。そして

あれは?あれ

運指表のことです。5年も習っていたのに運指表が必要ってどうなってるんでしょう。

フラットがたくさんついてる曲ですが、一応それには気をつけながら、ほんとに1小節だけ弾いてました。

……それっきり。

そんな状況です…。が、私にとって、アウトプットすること、大事だなと思うので(例えこんなくだらない話でも)、これからも月1でも年1でも、更新していきたいと思っています。

 

ところで、オットがそんなにピアノを弾かなくなってしまったのはですね、仕事が忙しいのに加え、本を書くことになったからです。

専門書です。

これについても差し支えない範囲でブログに書いていきたいのですが、本の企画自体がなかなか軌道に乗らないのです。

オットが変わり者だから。クセ強いから。

危うい。ヒヤヒヤです。

 

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トイレにもささやかなウキウキを

 

トイレの芳香剤/消臭剤、どんなの使ってますか?

 

うちはずっと使ってなかったのです。あの人工的な香りが好きではなくて。

 

でもここへきて急に、消臭を徹底させたいと思い立ち、まずは出来るだけ小さいこんなの

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を買ってみましたが、も、キョーレツな匂いでビックリしました。その後美容室で読んだ生活雑誌でもこれは匂い強すぎで総合評価は低かったので、私が過敏なわけではなさそうです。

消臭だけしてくれればいいんですけどね…。昔からある「無香空間」っていう商品を試してみたいのですが、あのいかにもな見た目がね…。

ってことで、次にこんなふうにしてみました。

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無香空間の詰め替え用を買ってきて、ガラス製の花瓶に入れてトイレの片隅に置く。

ビーズがキラキラ✨ でそこそこいいアイデアだなーって思ってたんですけど、花瓶の中のビーズがなかなか無くならないんですよ…ってことは効いてないってことですよね。開口部が小さすぎるんですね。そのわりにビーズにもしっかりホコリが積もるからか、なんか透明感がなくなって、ガラスの容器に入れた意味がなくなっちゃいました。

世の中こんなに商品があるのに自分の好みのって無いもんだなぁと諦めかけていましたら、こんなの見つけちゃいまして

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中川政七商店の、その名も「波佐見焼の消臭ゼリーポット」。3,300円 (^^;;  。

トイレの消臭剤入れに3,000円もかけるか?って話ですが、セカンドライフではウキウキを大切に、がモットーなので、ピンときたらコスパとかシンプルライフとか考えずに買っちゃうことにしています。(そもそもピンとくることは滅多に無い)

色はグレーとベージュがあるのですが、ベージュの方にしたら、我が家のトイレの和風なクロスとよく合って、今や大変お気に入りです ♪♪

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とりあえずこれに先ほどの無香空間のゼリーを入れてます。程よいペースでゼリーがなくなっていくので、ちゃんと考えてデザインされているんだなと思います。この形ならビーズにホコリが積もらないしね (^^)v

実は中川政七商店にはこのポット専用の消臭ゼリーが売ってるんです。「きえ~る消臭ゼリー 吉野ヒノキの香り」。1,650円😱

これを使えばさらにウキウキになる予感もあるけど、さすがにちょっと手が出ません。

 

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シゲルくんに惚れ直す

 

うだうだになっちゃったけど、とにかく "気になってることがある" ってことは伝わったと思うので、さてどうなるかなーと楽しみに調律が終わるのを待っていました。

調律が終わって弾いてみて、最初の印象はなんだったと思います?

きれい!

とか

響く!

ではなくて、

 

あ!

 

そういうこと!?

 

でした。思わず口から出ました。

そういうことってどういうことかって言いますと、

初対面でハッとさせられた、中低音と同じ独特な音。それが高音域に顔を出してたんです。そんなにきれいには出てなくて、半分くらい顔を出したって感じ。でも確かに同じ音を持ってる。

あの音は中低音だけの特性じゃなくて、このピアノの音だったんだ

とちょっと感動しちゃいました。

私はその時まで、今まで弾いたことのあるピアノや聴いてきた音源から高音域のイメージを持っていたようです。調律師さんに頼んで高音を調整してもらったら、そのイメージに近付いていくものと思い込んでいました。でも違いました。

そう言えば、最初に担当してくれた調律師さんには私、購入前の初対面の時から (^^;; 、近所への音漏れが気になることを話していたんです。私のそういう心配をよくわかってくれて、調律のとき「あまり響かないように柔らかめにしときますね」とおっしゃってたんですよね。だから初心者の私では音色の特徴が分からなかったんだな。

今回の調律では硬めの方に調整して、その結果、分かりやすくなったんじゃないかな、と想像しています。

で、私のシゲルくんの音はどんな音かと言いますと…専門用語ゼロ、感覚的にですが…

・キラキラとは全然してない

・ポクポクしたあま〜い音

・まるいって言うよりは角の丸い四角って感じ

・たぶん地味め

・立ち上がりが良い(=粒立ちが良い?)

気にしてたことが完全にクリアできたわけじゃないけど、まあ弾き込み不足なのも間違いないのでね、惚れ直したシゲルくんとこれからもがんばりましょう。

あ、で、調律師さんが、「ここまでいろいろ騒音対策してるから、小屋根くらいは開けてもいいんじゃないですか?一階ですし。」とおっしゃるので、たくさんの家庭のピアノを見てきた調律師さんがそうおっしゃるなら…と、まっ昼間に練習できる時はこんな状態で。

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最後に。

次回の「題名のない音楽会」はシゲルカワイ×私の最推し務川さんです。是非ご覧ください!工場見学もあってきっと面白いと思います。

 

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うちのピアノのちょっと引っかかること

 

選定の時、右にあったピアノ。ピアノのこと全然分からないくせに、直感で、カワイのみなさんに迷惑かけてまで取り替えてもらったピアノ。

……なんですが、引っかかる点ってなんだったかと言いますと、

あの…生ピアノ初心者の個人的な感触なんですが…

高音の鳴りが悪い

って思ったんですよね。音量もだし、音色も、ちょっとかすれてるような、ざらっとした音が混じってるような。

左のピアノと比べても明らかに違ったので、私の弾き方だけの問題ではないと思うんです。その後発表会などで他のピアノを弾く機会があると、あ、うちのより高音が弾きやすい、とか、美しい、って思うことありますし。

選定の時ハッとさせられた中低音については、ピアノが家にやってきてすぐ、やっぱり私の好みの音だった、直感は間違っていなかった、と満足できるに至ったのですが、高音の方はね…曲によってはイライラさせられたり、やっぱり左のピアノにしとけばよかったのかも?と思ったり。もう買い換えようかな!って思っちゃうこともありました。

そのたびに、"中に吸音材を閉じ込めてるから仕方ない"、ってことにしといてあまりこのことに正面から向き合っていなかったんですね。実際、高音に対しては吸音材はよく効きますが、たまに屋根を開けて弾いても納得できる音ではなかったんです。

で、何年かこのピアノを弾いてきて、多少腕前も上がったところで、前々回記事に書いたように、なんかすごいベテラン調律師さんみたいだから利用せんともったいないわ!って思いがムクムクと湧いてきて、こないだの調律が始まる前に高音域の件を話してみたわけです。

それでもまだ、自分の弾き方が悪いのかも、とか、弾き込みが足らないだけって思われるかな、とか、とにかくネガティブな私、全然自信ないですから、しどろもどろです。しかも私はピアノの正面でなく横に立って話してたもんだから、「この辺の音域が〜」って手で指したところが1オクターブずれてて、あ、ここじゃなくて、こっちです、あれ?あれ?どこだっけ?えーっとぉ〜、みたいな鈍くささでした。

調律師さんは特に何か問われることもなく、「じゃあこのへん、よく見てみますね」とだけおっしゃって調律開始となりました。

 

(たぶん続く)

 

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ピアノ選びのてんやわんやを今振り返る

 

まずはアップライトを買ってアコースティックピアノに慣れて、腕前も上げてからグランドピアノを買う、……というプランも一応あったのですよ。そうじゃなきゃ肝心のグランドピアノを選べる気がしないから。

でももう人生折り返し地点あたりにきていたので時間がもったいなくて、いきなりグランドピアノ、に踏み切ってしまいました。

…といったこと、旧ブログでうだうだダラダラ書いてましたよね(^^;;  

家には電子ピアノしかなくて、いつもそれで練習していました。レッスンはグランドピアノだったけど、毎回毎回緊張して、電子ピアノとのあまりの違いにワタワタもして、タッチとか音色を楽しむ余裕なんか何年たっても生まれませんでした。だから、シゲルカワイを買うとき、2台から選定できますって言われても…私の不安は、果たして2台の違いがわかるのか?違いがわかったとしてどちらが自分に良いピアノってわかるのか?ってレベルでした。

でもって優柔不断でもあるもんだから、どうなったかと言いますと・・・。

選定当日、左のピアノに決めてご成約札まで貼ってもらったのに、翌日の朝イチで電話して、右のピアノに変えてもらったという……もう配送センターまで行ってしまっていたらしいが……。もー初心者が身の丈に合わないことするからあっちこっち迷惑かけて!…ですよね…。

試弾したってやっぱりわからなかったんです。違うとは感じたのだけど、どちらを選んだら良いか分からなかった。

そんな狼狽えまくりの試弾タイムの中で、左のピアノを弾いたあと右のピアノを何気にポロンと2、3音弾いた時にハッとしたこと、その時はスルーしてしまったのだけど、このハッとした感覚を大切にしなきゃいけないんじゃないかって気持ちが、帰りの車の中でムクムクと大きくなってきて…このまま左のピアノにするとすごく後悔するような気がして…変えてもらっちゃったんですね。

ハッとしただけでどんな音とは表現できなかったんです、その頃は。え?なにこの音?ピアノでこんな音が鳴るの?って思っただけで。正直に言ってこの音が好みなのかどうかも分からなかったんです。それに、このピアノで引っかかる点もあって、それで最初はこっちじゃない方を選んでしまったのです。

(たぶん続く。あのころホントーに分かっていなくてブログも適当に曖昧に書いていたので、今回の調律を機に思い出して書いてマス)

 

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調律師さんとの関係

 

グランドピアノを買おうと検討をしていた頃、カワイのお店を何度か訪ねましたが、ちょうどシゲルカワイの専門の調律師さんお二人がいらっしゃったことがありました。サービス精神旺盛な営業担当さんがそのお二人と話をさせてくれたのですけど、そのときは正直、遠慮したかったです。電子ピアノしか持ってない初心者でしたから、何を話したら良いかぜんぜんわからない。あ、木目のピアノに興味があって…って話はしたかな。とても気さくに接してくれて和やかな雰囲気ではありましたが、緊張して冷や汗かいてたのは覚えています。

その時のご縁で(と私は思っているのだけど…)、ベテランの調律師さんがこんな初心者ごときの担当になってくれたのでした。

SKを使ったコンサートに出かけるとその人が幕間に調律に現れることもありました。こっちに引越してきてからお世話になっている調律師さんも、朴訥とした雰囲気で話しやすいのですが、お話から大物ピアニストのコンサートで調律をされていることが伺えました。

そういった話をオットにすると、「そんな偉い調律師がうちで3時間も作業するわけない、なにかの間違いだろう」と言うほど、なんかもったいない人が来てくれてるな〜という感じでした。

シゲルカワイの調律はカワイでは特別な資格を持った人しかできなくて、地方だと少ない人数でいくつもの県を担当するそうですから、比較的年配のベテラン調律師が担当になるのは特別なことではないのでしょうね。

でもなんか恐れ多くて苦手意識大大大なのは、初心者のくせに電子ピアノからいきなりシゲルカワイを買うという無茶をしたからかなぁ…。後悔はしていないけど。

初心者というか、やってる曲的には初級者くらいだったのですけど、とにかく生ピアノは初めてだったので、調律に来てもらってもいつもお任せで頼むしかありませんでした。

今も趣味でたらたら弾いているだけで、ベテラン調律師さんから見たらド・ド素人だと思います。

でもね、ここへきて私には珍しく開き直りまして

そんな、プロ中のプロも使うピアノを調律する人。利用しなきゃもったいない!今度の調律のときに、このピアノについてちょっと引っかかってることを伝えてみよう、と。いや、いざ来てもらったらやっぱり言えないかもしれないけど、私のことだから。

でもできれば…、できるだけ…。

それと、対等な関係になりたいっていうのもあります。こんな恐縮ばかりしてるんじゃなくて。

それにはとにかく自分の希望をちゃんと伝えることだと考えたのです。

 

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ピアノのために鍋を買う

以前、ル・クルーゼという鋳物ホーロー鍋を二つ持っていました。オレンジと黄色、22cmと24cmだったかな。確かに煮物なんかはおいしくはできるのですけど、いろいろ扱いづらい点もあって、もう歳だし、重たい鍋は卒業!と決めて処分してしまいました。

でもまた似たようなのを買ってしまったの〜。

今度はストウブ(STAUB)です。ただ径が小さいのでそれほど重くはないです。

小さめで、かつ、揚げ物にも使える頑丈な鍋を探していたのです。2人分作るだけなので、直径16cmくらいで、あとは揚げるとき周辺ができるだけ汚れないように深さがあるのがいいなと思ってました。

そうしてネットで探しているうちに、ストウブで蓋をして唐揚げがおいしくできますという記事をたまたま見つけたのです。

リビングに置いてあるシゲルくん、気がつくと乾拭きでは取れない油汚れをまとっています。仕方なく薄めた中性洗剤で拭きますが、油と埃が混ざっているからなのか、サラッと拭くだけでは取れないけっこう頑固な汚れです。

料理で油を使う時は油ハネ防止ネットを使ったり、換気扇にしっかり働いてもらえるように窓を開けたり、できるだけのことはしていますが、こんなにキッチンが近いとやはりピアノには厳しいようです。

そんなわけで、揚げ物のとき蓋ができればピアノの汚れも多少は軽減できるかなーと、ストウブを買う気持ちが急上昇。

ところがいざネットで買おうとすると、どーも鍋のフォルムが違うのです💦。なんか高さが低くない?って。

よくよく調べたところ、私がいいなと思っていた深めのストウブは旧型の16cmだけなことが分かりました。現行品は他の20cmや24cmなどと同じようなタテヨコ比になってるそうです。

どーしてもこの深めのが欲しくて、メルカリでずーっとチェックし続けて、ようやく入手できました ♪♪。

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現行品をAmazonで買うよりは高かったけど、良心的なお値段でラッキーでした。色によっては5万とか10万以上で取引されているのもあるんですよ。

でも考えてみたら、蓋をして揚げ物できるって言っても、唐揚げみたいなじっくり揚げるものだけなんじゃないかしらね。天ぷらとかはどうかなあ。それに、油を使う料理は、焼き物、炒め物だってあるわけだから、部屋の空気中の油がすっかりなくなるわけじゃない。2割減くらい??

これはもう、"ピアノにカバーしない派" なんて言ってられませんかね。鍋を買うよりもカバーをかける方がピアノのためになりそうです。

 

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