こんなセカンドライフ

オット55歳での転職を機に、30年続けた共働きに終止符を打ちました。 生涯現役を目指す仕事大好きオット と アーリーリタイアメント気分の妻(私) の新天地での生活記録。 ブログ「理系オット50才、ピアノを始めた」(https://blog.goo.ne.jp/kiwiatgoo)の続編です。

オット、働く働く

 

大学の教員になって最初の半年間は、オットの帰りがすごく早かったんです。大学の先生っていい職業だな〜、時給換算したらお給料悪くもないのでは、と思ってました。

ところが、後期に入って講義を受け持つようになってから次第に帰宅が遅くなってきました。演習問題がなかなか終わらない学生に付き合ってるとか、部屋まで学生が質問に来るとか。演習問題はチェックして次の授業で返却するらしいのですが、今また遠隔授業になってしまったので、一人分ずつスキャンしてメールで返送しているとか。

担当している講義の準備にすごく時間をかけていることは以前書きましたが、そのうち、"これを教えるには別の科目でなんちゃら理論を先に学んでおかないと…"、と科目間の連携にも首を突っ込み始め、また、"実は連立方程式を立てるだけなのにそこに辿り着けない"といった場合にどう教えるかを考えるために中学高校の数学の参考書まで調べ始めたり。こうやって真面目にやってると、仕事はどんどん増えて、来年度は受け持ち講義が少なくとも2つは増えそうだとか。

1つだけでもそんなに大変そうなのに??

同じくらいの熱意で研究の方も取り組んでいて、会社員時代に関わっていた問題のひとつを一般化して自分の研究テーマに加え、所属学会も増やし、複数の研究費申請ネタを作成しています。夜、布団に入ってからも論文を読み、眠る時には睡眠学習だと言って、学会の講演動画を枕元で流してるんです。睡眠学習は冗談ではないようです。

もうホントお仕事大好きなんですよね。しかも、これが最初だけでなくずっと続くのがオットのすごいところ。

もともと研究が好きではあり、教える仕事もやってみたら楽しかったのでしょう。でもそれだけでなく、現実的に、大学のレベルを上げる(良い学生に来てもらう、大学の経営を安定させる)ために、ということも真剣に考えているようです。

教員一人が頑張ってどうにかなるものなのか…。

少しでも成果が出ると良いのですが…。

 

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