"食べものの美味しい土地" ってどーゆーこと?。
ここへ引っ越して来るまではピンときてませんでした。だって、ほぼどこに住んでいたってスーパーへ行けば北海道産はじめ地方の野菜も並んでいますよね。前に住んでいたところは、大きな都市のわりには近郊の野菜収穫量が多いところだったので地元の新鮮な野菜もよく食べました。
実際ここで暮らしてみて、食べものの美味しい土地とはこういうことか、と実感しています。
どうしてそうなるか。私の解釈では、
▷産地に近いから新鮮で当然美味しい
▷広い土地でのびのび育ってるから更に美味しい
▷輸送コストもかからないので安い。(田舎だからその他諸々のコストも安い)
ってことかなぁ。輸送によるコスト増と味の低下は思ってる以上に大きいのかなぁ。とにかく美味しさのコストパフォーマンスは全然違うと感じます。
野菜はスーパーで買いますが、並んでいる野菜のほとんどが、地元の農家が毎朝卸す野菜で占められています。イオンでさえ半分くらいはそういった野菜です。これが安くて美味しいのです。
こういう野菜はモロに季節を反映しているのが私には面白いです。夏はナスときゅうりとトマトだらけだったり、悪い天気が続くと一気に減ったり高くなったり。旬がすごく短い野菜を食べ損ねると悔しかったり。さつまいもが旬なのね〜、そろそろゴボウなのね〜とか思いながら回るのも楽しいのよ〜。
また、こちらへ来て一気に大好きになった魚があります。ザ・大衆魚、サバです。塩焼きして大根おろしで食べるのが美味しいんですよ〜。 サバといえば、これまでは献立が思いつかない時に仕方なく、煮付けや味噌煮といった濃い味付けで食べてました。正直言って好きな魚ではありませんでした。まさか自分がサバをこんなシンプルに食べるのが好きになる日が来るとはね〜 オドロキ 。
オットは旬のもの(安くて美味しくて栄養価が高い)なら毎日同じおかずでもOKっていう人なので、この夏は例年の10倍はナスとサバを食べたかな (^^;; 。
秋冬はどんな魚や野菜が出て来るか楽しみだな〜。