自分ちでグランドピアノを弾くとき、基本的には小屋根も閉めます。ただ、まっ昼間に練習できる時は小屋根を開けます。
上 小屋根閉 下 小屋根開
小屋根を閉める時は、譜面台を引き抜いて小屋根の上に乗せて使っています。この、譜面台を出したりしまったりがけっこう面倒なのです。引き抜いたはいいけど、わ〜置くとこが〜💦(小屋根を開け閉めするために一旦どこかに置かなければならない)と重たい譜面台を持ってアワアワすることはしょっちゅうです。ピアノの椅子に置けばよいのでは、と思われるかもしれませんが、あの横長な物を持ってると小回りがきかないので、ピアノのすぐそばに置くのは逆に難しいのです。くるっと後ろを向いたらピアノにガッコンってなりそうでこわいです。
それで最近はついつい、譜面台を出さないで、小屋根を閉じた上に楽譜をそのまま水平に置いて練習しちゃってました。もちろん、すごく見にくいです。でも発表会の曲なんかは、概ね暗譜できてますから、問題なく練習できちゃうのです。
でもそれがいけなかった。
発表会で崩壊して最後まで立ち直れなかったのは、楽譜を見ないで弾くクセがついちゃってたのも一因かなぁと思ってます。楽譜を確認したくても、今どこ?になるし、見つけられても急に楽譜見て弾くモードには切り替えられませんでした。
楽譜を立てて弾くと決めたら、練習でもずっと目で追いながら弾いたほうがいいんだなと思いました。 たとえほぼ暗譜できていても。そして、手元を見たいところがあれば、どこで目を離してどこで戻すか決めておく。
と、自分のモノグサぶりを反省して、でもこの私がマメに譜面台を出し入れするのはムリ、と冷静に判断して、こんなものを買っちゃいました。
置くタイプの譜面台 (ピアノに傷がつかないようにクッション材を敷いてます。)。デザインがちょっとアレなんですけど。
楽譜を置くとこうなります。
ページを押さえるバネがけっこう強いので分厚い楽譜でも大丈夫です。ただ、弾きながらサッとめくるのはできません。
押さえがなくてもちゃんと開いてくれる楽譜だったら、↓このようにバネを外せば少しめくりやすくなります。
この譜面台だったら簡単に置いたり下ろしたりできます。不要な時はグランドピアノの下に置いとけばいいしね。
最近ピアノの練習がテキトーになっちゃってたことがこういったことにも表れてたんだな〜 ハンセイ(/-_-)/